2022-08-20
不動産売却を成功させるためには、いざというときに慌てなくてすむよう手続きの流れを把握しておくことが大切です。
しかし、不動産売却では、さまざまな手続きがあります。
そこで今回は、不動産を売却する際の査定から媒介契約までの流れ、売却活動の流れや注意点、手続きにかかる期間についてご紹介します。
高崎市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ今後の参考にしてみてください。
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不動産を売却する際は、不動産会社に「仲介」を依頼するのが一般的です。
仲介による不動産売却とは、不動産会社が売主と買主の間に入って、サポートをおこないながら手続きを進める売却方法のことです。
不動産売却において仲介を依頼する場合は、不動産会社と媒介契約を締結する必要があります。
まずは、売却活動を始める前に結ぶ媒介契約までの流れについて確認してみましょう。
不動産を売却する際は、下記のような流れで手続きを進めます。
流れ①不動産会社への相談と査定の依頼
まずは、不動産会社を訪問し、売却理由や期限、希望価格などをご相談ください。
相談を受けた不動産会社は、不動産がどのくらいの価格で売れそうか調べるため、査定をおこないます。
実際に物件を訪問し、登記簿の記載事項はもちろん周辺環境や日当たり、設備などを確認して査定額を出すため、売主は登記簿や図面などの書類の準備が必要です。
流れ②売却価格の設定
売却価格は、基本的に売主が決定します。
適正な売却価格を設定するためには、相場を意識することが大切です。
近隣物件の成約条件なども加味して調査するため、査定額を参考にするのはもちろんですが、事前に相場を調べておくと良いでしょう。
国土交通大臣指定の不動産流通機構によって運営されているレインズでは、不動産の成約事例が公開されているため、相場の把握に活用できます。
流れ➂媒介契約の締結
上記の流れを経て、不動産売却を依頼する不動産会社が決定したら、媒介契約を締結します。
媒介契約には3つの種類があり、どの契約形態にするのかは、売主が選択できます。
それぞれの特徴をメリット・デメリットと併せて見ていきましょう。
専属専任媒介契約
専属専任媒介契約には、ほかの不動産会社との契約が不可という特徴があります。
また、5営業日以内のレインズへの登録義務と1週間に1回以上の売却状況の報告義務があるため、売主は売却活動の様子を把握しやすいのがメリットです。
ただし、自分で見つけた買主との契約が不可といったデメリットもあります。
専任媒介契約
専任媒介契約も専属専任媒介契約と同じように、ほかの不動産会社との契約が不可という特徴があります。
専属専任媒介契約との違いは、レインズへの登録義務と売却状況の報告義務の頻度です。
専任媒介契約の場合は、レインズへの登録義務が7営業日以内、売却状況の報告義務が2週間に1回以上と定められています。
報告頻度は低くなりますが、売主は売却活動の様子を把握しやすいでしょう。
また、専任媒介契約では自分で見つけた買主との取引が可能です。
一般媒介契約
一般媒介契約には、複数の不動産会社と契約が可能という特徴があります。
また、専任媒介契約と同じように、自分で買主を見つけられます。
ただし、レインズへの登録義務や売却状況の報告義務はないため、活動状況を把握しにくいのがデメリットです。
上記を踏まえて、状況に合わせた媒介契約を選択してください。
基本的には、窓口を1本化でき、手続きの手間が少ない専任系の媒介契約がおすすめです。
しかし、人気エリアにあったり、築浅のような買主の付きやすい不動産を所有している方は、一般媒介契約を検討しても良いでしょう。
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不動産会社と媒介契約を締結したあとは、いよいよ売却活動を始めます。
売却活動は、次のような流れで進めます。
流れ①各種媒体で物件情報を発信する
まずは、以下のような媒体を利用して物件情報を発信し、購入希望者を探します。
流れ②内見をおこなう
購入希望者が見つかったら、スケジュールを調整し、実際に物件を案内します。
そこで物件を気に入ってもらえたら、条件の交渉をおこなったあと、売買契約へと進む流れです。
不動産をスピーディーに売却するためには、売却活動で良い印象を与えることが大切です。
その際には次の点に注意しましょう。
注意点①物件の清掃をしておく
物件に良い印象を与えるためにも、内見前は、念入りに清掃しておきましょう。
とくに注意したいのが、水回りです。
カビや汚れがあると、良くない印象を与えてしまうため、部分的にプロのクリーニングを依頼するのもおすすめです。
当日は、ニオイや空調、照明の明るさにも気を付けましょう。
注意点②日程の調整をしておく
内見の希望は、不定期に入ります。
そのため、なるべく対応できるようにスケジュールを調整し、担当者と話し合っておくと安心です。
注意点➂内見では丁寧に対応する
内見では、基本的に不動産会社が案内をおこないますが、買主は売主がどのような方なのかも気にしているものです。
内見の際に質問などをされた際は、丁寧に対応するよう心がけましょう。
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不動産の売却を始めたら、物件を引き渡すまでにどのくらいの期間が必要なのでしょうか。
売却活動で買主が見つかったら、売買契約を締結します。
売買契約からの流れを見ていきましょう。
流れ①売買契約の締結
買主が決まったら、購入申込書を受け取り、条件についての交渉をおこないます。
そして、買主の合意を得たあと、売主・買主・不動産会社の3者が立ち会いのもと売買契約を締結する流れです。
このとき、手付金の支払いもあります。
流れ②決済と引き渡し
手付金を引いた残金の決済をおこない、不動産を引き渡します。
それと同時に名義を買主へ変更するため、所有権移転登記の手続きをおこなう必要があります。
登記手続きは、司法書士に依頼するのが一般的です。
それでは、不動産売却でかかる期間はどのくらいなのか、手続きの流れに沿ってご紹介します。
まず、査定の依頼から媒介契約までにかかる期間は、1週間から4週間ほどです。
不動産会社によってサービス内容が異なるため、1か月以上の期間がかかるケースもあります。
また、売却活動の開始から売買契約の成立までには、3か月から5か月ほどかかるのが目安です。
好立地の場合などは、もっと早く売れるかもしれませんが、売れにくい物件の場合、さらに時間がかかる可能性もあります。
売買契約から決済と引き渡しまでは、2週間から1か月ほどかかります。
つまり、不動産の売却をおこなうと、トータルで3か月から半年ほどの期間が必要ということです。
この期間を目安とし、不動産がなかなか売却できない場合は、買取も視野に入れましょう。
売却価格は下がりますが、不動産会社と直接取引する売却方法のため、スピーディーに換金できるメリットがあります。
ハウスドゥ高崎倉賀野は、買取にも対応しておりますので、安心してお任せください。
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今回は、不動産を売却する際の査定から媒介契約までの流れ、売却活動の流れや注意点、手続きにかかる期間についてご紹介しました。
不動産売却では、全体の流れを事前に把握しておくと、手続きをスムーズに進めやすくなります。
ハウスドゥ高崎倉賀野は、高崎市で不動産売却のサポートをしております。
不動産売却をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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